ルイヴィトン買取知識決定版！読めばわかる！買取金額を上げるためのポイント

数あるハイブランドの中でもルイヴィトンは中古ブランド業界にて圧倒的な流通量と高く買取できるブランドと位置付けされているのが現状です。

またルイヴィトンは再販するにあたって、販売しやすいブランドで、ブランド買取店が欲しい商材でもあるため、新品であれば税抜き定価の90%で買取してもらえる製品などもあります。

このページではルイヴィトンを買取してもらう上で、役立つ情報やマメ知識や人気の商品買取率の傾向についてまとめてみたので、これからルイヴィトンの買取を検討されている方に参考にしてもらえればと思います。

ルイヴィトン買取における基礎知識

中古ブランド買取店が最も販売しやすいブランドと言っても過言ではないくらい中古市場で、ルイヴィトンは絶大な人気があります。
またここ２、３年の海外観光客増加に伴い、中古ルイヴィトンの需要も年々高まっているのも事実です。

平均買取利率は高い

ルイヴィトンは中古ブランドの買取平均利率で他ブランドと比較すると非常に高い傾向にあります。

新品の製品であれば最大90%で買取できる製品もあります。

あくまでも目安にはなりますが、人気の製品であれば買取率は定価の50%前後、不人気の製品は定価の20%前後が中古市場の平均買取率となります。

下記はルイヴィトン製品のカテゴリー別平均買取利率になります。

＊上記は状態の良い中古製品の買取利率になります。

どんなに古い製品、状態の悪い製品でも価値はある

20年前に販売されていた製品や使い古した製品でも買取を断られるケースというのはルイヴィトンの製品では、基本的に少なく、原則どんな状態でも買取は可能です。

どんなに古い製品でも1万円の買取査定が提示されることも珍しい事ではありません。
これは、ルイヴィトンに限らずですが買取できる、できないかの判断は再販できるか、できないかがポイントになります。

自己判断で、捨ててしまう方もいるみたいですが、古い製品、状態の悪い製品でもまずは査定にお出しすることをオススメします。

画像はバッグの内側ポケット部分。ベタついてしまっているのがわかります。

引用元: 楽天市場

このような製品状態でも買取は可能です。

イニシャルネーム入りでも買取は可能

イニシャルネーム入りと言って、正規のルイヴィトンで製品を購入した方に任意でイニシャルを製品にプリントするサービスがあります。

このようなイニシャル入り製品は再販が困難といった理由から通常の買取相場よりは下落しますが、買取ができないといったことはありません。

画像はルイヴィトンのイニシャル入り製品例

引用元: 楽天市場

ラインによって買取率が変わる

ルイヴィトンは他ブランドに比べて、製品数も多いのに比例して、ライン（柄）の種類も数多く存在します。

また定番ラインだけではなく限定ラインであればプレミア価格で取引されている製品も少なくはありません。

同一製品でもラインが違うだけで、買取相場も変動する傾向にあります。

人気のある主要ライン

モノグラム

モノグラム・エクリプス

ダミエ・エベヌ

ダミエ・アズール

ダミエ・グラフィット

上記のラインはフルシーズンで買取相場が下落しにくい非常に人気のラインです。

大きく分けるとモノグラム、ダミエラインがルイヴィトン製品の中でも定番かつ圧倒的な人気を誇ります。

また人気の一つとして製品に使用されているPVCレザー（塩化ビニールコーティング）が採用されていて、傷がつきにくく、水に強いといった耐久性に優れているといった理由があります。

その他のライン（廃盤・限定ライン含む）

モノグラム・マヒナ

モノグラム・マルチカラー

モノグラム・アンプラント

モノグラム・イディール

エピ

上記のラインも一般的に流通しているラインですが、人気の主要ラインに比べると買取率は若干下落します。

同一製品でもラインが異なるだけで、買取率相場も変わる

2007年に限定販売された限定ラインのモノグラモフラージュのトレイ M95783は当時定価が20万円前後でしたが、今では買取相場が60万円前後とプレミア値がついている製品も存在します。

ノベルティー製品も買取可能

ノベルティー製品は顧客に無料で配布される販促品のことを指します。

店頭にて一般販売されている訳ではないので、定価などは存在しませんが、各ブランド買取店にて買取は可能です。

ペーパーウェイト オブジェ

引用元: 楽天市場

スノードーム

引用元: 楽天市場

この他にもジュエリートレイやお箸がノベルティー製品として登場しています。

製品カテゴリー別で高く売れる製品

ルイヴィトンに限らずですが、中古ブランド市場では変わったデザインや限定品よりも、定番製品の方が高く買い取ってもらえる傾向があります。

中でも、ルイヴィトンは定番中の定番デザインの需要が高く、逆に変わった型は定価の20%を切った買取価格になることもあります。

バッグについて

ブランド買取店がルイヴィトン製品で最も高く買い取ってくれるカテゴリーがバッグです。

また高く買い取ってもらえるバッグの特徴としてデイリーで使いやすいバッグや2WAYショルダー付きのバッグだと高額査定になりやすい傾向にあります。

下記は定価に対して買取利率が30%以上の人気のあるバッグを紹介します。

ネヴァーフルMM

引用元:楽天市場

スピーディ30 バンドリエール

引用元: 楽天市場

アルマBB

引用元: 楽天市場

ペガス55

引用元: 楽天市場

キーポル45 バンドリエール

引用元: 楽天市場

＊全て中古ランクAの状態での買取目安になります。

ネヴァーフルやスピーディ30、アルマBBなどは国内国外問わず人気の定番製品であることから買取利率は非常に高いことがわかります。

ペガス、キーポル45のような旅行用バッグも同様に人気のあるバッグですが、飛行機機内に持ち込めないサイズでは状態の良い製品でも買取利率が下落してしまいます。

財布について

バッグ同様、財布も人気カテゴリーの部類です。

中でも定番のラウンドファスナー製品の利率は高いです。

下記は定価に対して買取利率が35%以上の人気のある財布を紹介します。

ジッピーウォレット

引用元: 楽天市場

ジッピーウォレット・ヴェルティカル

引用元: 楽天市場

ポルトフォイユ・クレマンス

引用元: 楽天市場

ポルトフォイユ・エミリー

引用元: 楽天市場

ブラザ

引用元: 楽天市場

＊全て中古ランクAの状態での買取目安になります。

定番のジッピーウォレットは販売しやすい点から買取利率が全体的に高いです。

また新品未使用品だと税抜き定価の80%と非常に高い買取利率が平均になっています。

二つ折り財布などに関しては、定価の25%前後が平均と少し下がってしまいます。

小物について

小物類は幅広く取り扱いがあり、コインケース、カードケース、コスメポーチなどは全体的に利率が30%を超える買取相場です。

逆にシガレットケース、パスポートケースなどのような日常で使用されにくい製品は20%を切ってしまう事がほとんどです。

下記は定価に対して買取利率が30%以上の人気のある小物を紹介します。

オーガナイザー・ドゥ ポッシュ

引用元: 楽天市場

ジッピー・コインパース

引用元: 楽天市場

ポシェット・コスメティック

引用元: 楽天市場

ミュルティクレ6

引用元: 楽天市場

ネオLVクラブ

引用元: 楽天市場

＊全て中古ランクAの状態での買取目安になります。

10年以上前から定番化されているジッピー・コインパースやミュルティクレなどは人気があるため買取利率が高く、コスメポーチなどの女性がメインで使用する小物類に関しても他ブランドに比べて買取利率が高い傾向にあります。

しかし最近流行りのスマートフォンケースなどは旧型になればなるほど買取利率は低下していきます。

アクセサリーについて

バッグに比べると製品数が少なく平均買取利率も劣ってしまいます。

高く買い取ってもらえるアクサセリーと特徴としては、アクセサリーに大きなLVロゴがデザインされているかがポイントになります。

下記は定価に対して買取利率が20%以上の人気のあるアクセサリーを紹介します。

ビジュー・ド・フルール・サック・ドゥ・エピ

引用元: 楽天市場

ブラスレ・キープイット

引用元: 楽天市場

エセンシャルV

引用元: 楽天市場

バーグアンクルージョン

引用元: 楽天市場

フープピアス ナノグラム

引用元: 楽天市場

＊全て中古ランクAの状態での買取目安になります。

ルイヴィトンのアクセサリー類に関しては、あまり人気のないことから状態の良い中古品でも、買取利率が下がってしまいます。

またレジン素材のアクセサリーは小傷が付きやすく、割れやすいことから安く査定されてしまう傾向にあります。

メッキ素材のアクセサリーは一部でも色がハゲてしまったりしていると査定減額の対象になってしまいがちなので注意が必要です。

ジュエリーについて

ルイヴィトンのジュエリーもアクセサリー同様、LVのロゴやフラワーモチーフがデザインされている製品が高い傾向にあります。

定価が高い製品は多いですが、どちらかというと定価30万円前後のジュエリーの方が買取利率は高いです。

下記は定価に対して買取利率が25%以上の人気のあるジュエリーを紹介します。

ピュス モノグラム イディール

引用元: 楽天市場

プティット バーグ アンプラント

引用元: 楽天市場

パンダンティフ アンプラント

引用元: 楽天市場

＊全て中古ランクAの状態での買取目安になります。

中古市場では18金素材の中でもピンクゴールドが最も需要のあるカラーです。

同一製品でも、色がピンクゴールドがイエローゴールドかで、買取相場が変わってきます。

中でもホワイトゴールドの製品は買取相場が目方金額になることもあります。

時計について

ロレックスの平均買取利率は50%に対してルイヴィトンの時計の買取利率は言ってしまうと非常に安いです。

理由としてはルイヴィトンの時計製品は自社開発のムーブメントではなく他社から普及してもらっているムーブメントを使用しているからです。

それによって定価が100万円以上の製品が10%の買取利率などの例もあります。

下記は定価に対して買取利率が20%以上の時計です。

タンブール インブラック GMT

引用元: 楽天市場

タンブールMM

引用元: 楽天市場

タンブール ホライズン

引用元: 楽天市場

＊全て中古ランクAの状態での買取目安になります。

クォーツ（電池）時計は10〜20%、オートマチック（自動巻き）時計は15〜25%が買取利率の平均目安になります。

タンブールホライズンのようなスマートウォッチは買取利率が50%前後と非常に高いですが、毎シーズン新作が販売される傾向にあり、古くなればなるほど、買取利率は低下する可能性があります。

アパレル類について

ルイヴィトンのアパレル製品は全体的に需要が少なく、よって平均買取利率も低い傾向にあります。

中でも、ストール、マフラー類の需要が一番あると言っても過言ではありません。

下記は定価に対して買取利率が20%以上の人気のあるアパレルを紹介します。

モノグラム シャイン ストール

引用元: 楽天市場

エシャルプ ロゴマニア マフラー

引用元: 楽天市場

アーチロゴクルーネック スウェット

引用元: 楽天市場

＊全て中古ランクAの状態での買取目安になります。

ストール、マフラー、ダウンなどの季節製品は10〜12月が一番相場が高く、逆にその時期以外だと買取利率が20%を切ってしまうことも珍しくありません。

また2017年に発売されたルイヴィトン×シュプリームなどのコラボ品は買取利率が非常に高い傾向にあります。

衣類は全体的にダメージや年式の古い製品は値段の付かないことも珍しくはありません。

高額査定をしてもらうためのポイント

高額査定してもらうための一番のポイントは査定人にいかに丁寧に扱っていたと思わせることです。

言ってしまえばマイナスになる理由を作らせないことが鍵です。

そのため高額買取査定をしてもらうために誰にでもできる簡単な方法をお教えしますので、よかったら参考にしてみてください。

付属品は必ずつける

バッグをはじめジュエリー、時計類には必ず付属品がつきます。

その付属品があるかないかで査定金額にも影響してきます。

下記は各カテゴリー別購入時の付属品をまとめてみました。

※上記の赤いアンダーラインが引かれている項目は査定時に欠品していると減額の対象になります。

バッグ、財布類などの箱や保存袋などもあった方が査定人に良い印象を与えることができますが、保存袋が欠品しているからと言って、査定額を減額するブランド買取店は極めて少ないです。

しかしバッグのショルダーストラップがあるかないかでは、最大2万円前後査定金額が変わってきます。

また同様にジュエリー、時計の箱、保証書も欠品すると再販時に売れにくくなるといった理由から3〜5万円前後が査定減額の目安になります。

購入時の付属品がある場合は必ず一緒に査定してもらうことをお勧めいたします。

汚れ、臭い（タバコ、香水）はとっておく

使用していた製品は必ずと言っていいほど汚れや臭いがつきます。

このような汚れや臭いは事前にとっておく事によって査定人に好印象を与える事が可能です。

査定時にてよくあるケース

このような点は事前に対処しておく事で、査定人に綺麗な印象を与えることができます。

悪質なケースだと汚れをサビやヤケなどと言って大きく査定額を減額するブランド買取店もあります。

香水などの臭いが付着している製品に関してはあらかじめ臭いを取っておくことをお勧めします。

型が崩れないようにプチプチなどを入れておく

かっちりとしたレザー製品などが型崩れするケースはほとんどありませんが、ルイヴィトンの定番素材であるPVCレザーは柔軟で、型が崩れやすい製品が多いため
バッグにプチプチを詰めておく事をお勧めします。

バッグ製品にありがちなケースですが、型が崩れている状態での持ち込みは査定人に非常に悪い印象を与えてしまいます。

まとめ

数多くの製品がありますが最も人気のカテゴリーがバッグだということがわかります。

一方、ジュエリー、時計などの高額製品は買取率が悪く、かなり安い買取相場です。

定価が高いのに比例して買取が高くなるのではなく、需要があるから買取利率が高くなるといった点がポイントです。

これからルイヴィトンを買取に出される方への参考になればと思います。