ロレックスは近年非常に高騰しているブランド品の一つです。

それまで嗜好品の一つにすぎませんでしたが、外国人が投資目的で購入するケースなども増えてきていて、それによりさらに高騰するなんていうことも起こり始めています。

それはさておき、相場の高騰によって昔のロレックスなんかも価値を高めているのです。

相場が非常に上がってきていることから、今が売り時とも言われています。

昔のロレックスを売却する際に知っておくべき点を解説していきます。

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資産価値がもっとも上がっているブランド品

ロレックスの資産価値の代表デイトナ
もっとも資産価値があるとされる“デイトナ”

ここ数年でもっとも価値が上がったブランドはロレックスです。

ただ“価値が上がった”というと定義が難しいので、シンプルに全ての商品の値段が高くなったブランドとします。

またロレックスの製品は、人気のモデルが長い期間に渡って現行品として販売され続けているという特徴があります。

多少のマイナーチェンジこそあるものの、大幅にデザインを変えることはなく、その結果新作が高くなれば、旧作も高くなるという傾向があります。

ここ20年くらいで倍程度に高騰

単純にどれくらい高騰しているかというと、20年前に40万円で売られていたモデルが、現在だと80万円くらいという感じです。

まず定価に関しては、20年でだいたい1.5倍以上に、ほぼ全てのモデルが上昇しています。

当時ロレックスのメンズでもっとも安いモデルは、30万円くらいで購入することができましたが、現在では最低でも50万円以上になっています。

高騰したのは一部モデルではなくブランド全体

ポイントなのは、一部人気モデルだけが高騰しているのではなく、全体的に中古の販売相場が上がっている点です。

ブランド品や高級時計などは、流行り廃りも激しく、どこどこのブランドの何々が今流行り!というように一部の品が爆発的に高騰するケースは比較的よくあります。

しかしブランド全体で長い年月ずっと右肩上がりに値上がりしているブランドなどロレックスくらいしかありません。

希少なモデルよりも定番モデルが高く売れる

定番のエクスプローラー1
もっとも定番とされるエクスプローラーⅠ

ロレックスの場合、スポーツモデルであることが高く売れる条件です。

また、ロレックスに関しては、希少な限定モデルなども高値がつきますが、それ以上に一般的な定番モデルの方が良いです。

  • コスモグラフ デイトナ
  • サブマリーナー
  • GMTマスター
  • エクスプローラー1

この辺りは、定番と言われるロレックスのスポーツモデルですが、近年正規品の在庫は常に品薄状態です。

そのため、二次流通の市場では、現行品でかつ「定番品」でありながら定価以上の値段がつけられています。

なので、定価で購入しておけば、売るときにそのまま返ってくるなんて言われています。

定番モデルの古い品が軒並み高騰

ロレックスの良いところは、20-30年前からデザインが大きく変わっていないので、古いモデルも全く廃れずに人気があります。

むしろ古い方がヴィンテージプレミア価値が付いてるものも多いです。

ロレックスに関しては、ちょっと古いくらいじゃそこまで高くないものの、「50年以上前のかなり古いものはプレ値の可能性が高い」です。

基本的に定番モデルはデザインがあまり変わっていませんが、明らかに古いデザインでかつ上記したような人気モデルは期待大です。

ロレックスが値段がつかないなんてことはありえない

ロレックスの古いモデルに関しては、相場が合ってないようなもの・・・という珍しい品も多いです。

ただし「珍しい=高い」という訳ではなく、珍しく“人気がありそうな品”でないと買取で高値をご提示することは難しいです。

しかし古いからといって、ロレックスで値段がつかないなんてことは絶対にないので安心してください。

壊れてようが古かろうが問題なし

ロレックスは古くとも、壊れてても値段がつきます。

正規サポートでは、製造から30年以内のモデルの全てのパーツはストックされていて修理が可能です。

当然社外部品も豊富に作られているため、ロレックスで修理できないなんてことはまずありません。

もちろん古い品になればなるほど修理代は高くなる可能性が高いため、動かないロレックスなど多少の減額になりますが、動いてなくても買取することが可能です。

また古い品の場合は、保証書などもあるに越したことはありませんが、現物のみでも十分高値がご提示できます。

古くて希少なモデルも多い

ヴィンテージで超高値のロレックス
ティファニーとダブルネームの限定ロレックス

古い品の中には、「Tiffany co.(ティファニー)」や「Cartier(カルティエ)」などといった高級ブランドとコラボしたモデルなども存在します。

そうした限定のロレックスはプレミア化してる品も多く、買取でも通常の品や現行品以上の高値を提示できる場合があります。

ロレックスは歴史も古く、そうした限定品がたくさんあり、正直我々でも見たことがないような品が無数にあるのです。

まとめ

ロレックスはリセール率がもっとも良いブランド品・高級時計とされていて、古い品であっても確実に換金できる資産とも言われています。

最近は投資や投機目的での購入も増えていることから、相場はかなり上昇していて、古い品物でも価値が上がってる品が多数です。

また、古いから売れない、壊れているから売れないということもまずありえません。

弊社でも腕時計に関して知識が豊富な鑑定士が常駐しているため、是非そうしたロレックスをご売却される際は、お気軽にご相談いただけますと幸いです。